●網走から釧路まで、つながる道をつくりたい

 オホーツク海から太平洋までコースト・ツウ・コーストの歩く道(AKWay)の構想が生まれたのは、私淑としているY氏との出会いからでした。Y氏は日本のカントリーウォーカーの先駆的な存在です。
 20数年前から海外の歩く道を数多く経験されてきたY氏は「網走から釧路までの歩く道(その時は釧網トレイルと言っていました)をつくれないだろうか。その道は地元に住む歩くことが好きな人がつくるのが一番いい」と言いながら、歩く道づくりについて色々とアドバイスしてくれました。
 それからの私は、2万5千分の1の地図を買い込み、道づくりの構想を同好の士に相談したり、手本となる英国の歩く道(フットパス)を体験するために英国に行ったりしました。

 2006年に入り、網走から釧路までの歩く道は、多くの仲間や協力者の方々を得て、地図上の仮想の道から、少しずつ実際に歩ける道へと変わり始めました。
 現在のところ、ルートは未整備区間も多く、今後もルート調査が必要です。しかし、すでに大空町の藻琴山へと通じる林道から登山道、山頂を経て屈斜路湖へと下る区間は、世界にも誇れる景観を持つウォーキングステージとして「AKWay」のハイライトとなるものと確信しています。

 国内外から多くのウォーカーたちが「AKWay」を目指して、北海道を訪れるようになることが、私たちの活動の目標です。
 今後、日本国内のみならず、広く海外にも、北海道の新たな魅力である「AKWay」や各地のフットパスやトレイルをアピールしていきます。近い将来、ウォーキングの本場イギリスから多くのウォーカーたちが、北海道の豊かな自然を求めて歩きに来てくれたら、活動の成果として、これほど喜ばしいことはありません。

NPO法人 北海道ウォーキングネットワーク代表理事・伊藤 肇

●活動の目的

 私たちは、北海道に歩く道と歩く文化をつくることを基本理念に、道内の廃線跡や旧道、牧草地や畑の農道、河川管理道や林道などを広域につないでつくる長距離の自然歩道(歩く道、フットパス、トレイル)の計画立案、ルート調査、整備、維持管理を行い、自然の保全と歩く道の環境整備の充実を図ります。
 また、歩く人々との交流を通じて、地域の活性化、ウォーキング文化の促進や観光振興に寄与することを活動の目的としています。

●地元に住むスタッフが歩く旅をサポートします

 北海道ウォーキングネットワークの主要スタッフは「AKWay」沿いに住む人々です。牧場経営、宿泊業、アウトドアガイド、フリーライター、カメラマンなど、地元の情報や自然に詳しい多種多彩な職業に就くスタッフが、あなたの歩く旅のサポートをします。

●北海道ウォーキングネットワーク、会員募集中

 歩くことが好きで自然や環境について興味のある方、フットパスや長距離自然歩道など、歩く道づくり活動に参加したい方、会員となって「北海道ウォーキングネットワーク」の活動をサポートしてくださいませんか。
 ご応募はこちらのフォームからお願いいたします。


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